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あっという間の一週間。
北海道、沖縄、愛媛・・ずいぶん移動した。

先週土曜日は、札幌へ。
さわかみ投信の澤上社長と
セゾン投信の中野社長とパネル。

西武百貨店のホールでのイベントで、
投信と今まで縁がなかったという人たちも
ご参加くださり、新鮮な質問の数々に、
改めて長期投資の意味を考える
良い機会となりました。

水曜日の夜から沖縄へ。
夜の11時半頃にホテルについたけれど、
国際通りのお土産屋さんはまだ営業していて、
通りにも人が歩いてて・・・活気ある沖縄の夜。。

翌日の木曜日は、一日かけて、
沖縄県が内地から誘致した企業5社を訪問。

どの企業の方も異口同音に、
沖縄県の若い人たちは、素直だとおっしゃった。

「素直」ということが、
成長するために不可欠であることを
改めて考えた一日でした。

土曜日は、愛媛県松山に。

中学生と高校生に、
お金を通じて未来を考える授業をさせていただいた。

2種類の困っている人たちをつなぐことで、
両者の抱える問題を解決する仕事を
みんなに考えてもらった。

ちょっと難しいテーマかなと思ったけど、
やっぱり子供たちの頭は柔軟。

いろんなアイデアが出てきました。。。

でも、やっぱり今は豊かなんだな・・と思う一面も。。
困っている人が身近にいないみたい。

北から南へ、移動する一週間でしたが、
やっぱり、東京にいてはわからないことがたくさんある。

そして、どの地域でも、がんばっている人がいる。

帰国後は、怒濤のように5日間が過ぎた。
今日はもう土曜日・・。

蒸し暑さと冷房で、昨日はちょっと
ダウン気味だったけど、
今日は、山梨で、クールダウン。

でも、明日は、札幌日帰り出張。

札幌のデパートで、
澤上さんとセゾン投信の中野社長と
トークの予定。

このところ、海外でいろんな人たちと
意見交換をしていくなかで、
嫌がおうにも、自分の視野が広がっていく。

それはとてもありがたいことである反面、
興味の幅も広がってしまって、
時間がたりない・・。

でも、いろんなことに触れる中で感じるのは、
やっぱり、物事の本質は、一つなのではないかということ。

こうして、時折、山梨の森の中で過ごすと、
改めてそのことを思います。

自然が教えてくれること。
栄枯盛衰、多様なものとの共存、
自然淘汰、避けられないリスクの存在、

地球もいずれ宇宙の星屑になって消えて行くとしても
それでも、自然は様々な困難を乗り超えながら、
成長を続けて行く。
きっと、地球の最後の日まで、
ずっと成長していくんだろうな・・寡黙に。

なんて・・・
自然を見ていると思う。

そして、ここに全ての原点があるように思う。

田坂さんの本の中に、
人生において、
「成功」は約束されていないけれど、
「成長」は約束されている
ということが書かれている。

自然がそれを体現している。

明日は、投資に関するセミナーだけど、
投資も人生もキャリアも、
こうした「成長」を信じる力が原点に必要で、
それを信じることなく、
小手先の技に右往左往していることって、
とても時間の無駄なんだろうなと
つくづく思う。

でも、なかなか「成長」を信じることを
人に伝えるのは難しい。。

だから、自分で未来を切り拓くことにチャレンジして、
成長に対して誰もが確信を持てるようになれれば
素晴らしいと思う。

でも、きっと、そのチャレンジは一度だけじゃ、
確信に変わらない。
何度も何度も小さなチャレンジを繰り返すことが
結果として、揺るがぬ確信を生み出して行く。

伝えることも大切だけど、
まずは自分がそのチャレンジを続けなきゃ、
始まらない・・・。

今日、日本に帰国。
長い二週間だった・・・。

夏の欧州は、太陽が沈むのが
遅いこともあり、一日が長い。

今までの米国出張のような、
ホテルで夜は仕事・・というパターンが
思った以上に通用しない。
今後、欧州に出張するときは、
覚悟して行こうと思う。

出張最後の3日間は、
欧州のイノベーションシンクタンクが集まる
ifest08というコンファレンスに参加した。

初日には、田坂さんが基調講演をされた。
ifest_tasaka_speach.jpg

テーマは
What will Happen in the Future of Human Society。

ウェブ2.0革命以降の社会で起きる
パラダイムチェンジを弁証法と複雑系をベースに
田坂さんの洞察をお話しになった。

米国でも高い評価を受けた講演だけれど、
欧州では、さらに高い評価と反応があった。

そんなコンファレンスの二日目の夜に、
一般公開されて行われたイベントが、
「ペチャクチャ・ナイト」!

私は知らなかったんだけど、
日本在住の外国人ご夫婦の発案で
生まれたイベントで、
一人が、20枚のスライドを1枚につき20秒ずつ
自動再生していって、自由に主張をするというイベント。

日本での開催から、世界中に飛び火して、
世界各国で開催されているそうだ。
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バルセロナでは、今回が初開催とのことで、
大変な盛り上がり!

自動的にスライドが変化していくプレゼンスタイルは、
とても面白い。
今度、私もトライしてみたい。。

そして、3日目には、
欧州中の代表的なイノベーションシンクタンクの
代表者が集まって、
今後、どのようにコラボしていくかについての
ディスカッション。

印象的だったのが、一つになって
いろんな取り組みをしようと言いつつも、
それぞれが個性的で、
「それぞれが異なることが欧州らしい」
ということをみんなが言う。

まとまるの〜?この話し合い・・と
思っていたのだけど、結局、
それぞれの違いを明確にして、
それぞれができることを提示しあうという展開に・・。

リスボン条約の批准問題で揺れる欧州を
垣間見たようなそんなディスカッションでした。

そんなこんなの三日間でしたが、

これから、ソフィアバンクも
欧州のネットワークに参加して、
さらにグローバルネットワークシンクタンクとして
進化をして行くことになりそうです!!

土曜日に、スペインのバルセロナに移動して、
もう5日が経った・・。

今回の出張は、ブログを書く時間がない。

アポが多いのに加え、その準備の資料づくりもあるし、
さらには、連載や新著の執筆が、容赦なく追っかけてくる・・。
初めてのバルセロナなのに、観光無しで帰国の途に着きそう。

バルセロナに来た理由は、
田坂さんの「未来を拓く君たちへ」が
スペイン語になって出版されたから。

連日、スペインの大手新聞や雑誌の取材に、
ラジオの出演などなど・・・・。
スペインの出版社のパブリシティへの注力は凄い!

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凄く個性的な小さな出版社なのに、
すでに四冊もベストセラーを出している理由も
わかる気がする。

インタビューでも、驚くことばかり・・。

たとえば、
取材のカメラマンの人たちも、プロフェッショナル。
日本のようにたくさんの機材を持ってこないけど、
カメラと自然の光だけで、最大限、
アーティスティックな写真を撮ろうと努力し、
こだわる姿には、感動した。

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しかも、それぞれのインタビューの内容が、
とても深い・・・。
田坂さんが、メディアの方々と
これほどまでに深い対話をされたのは
見たことがない気がする。

スペインも、日本と同様
グローバル化や貨幣資本主義の影響で
変わりゆく社会に憂いをもっているけれど、
同時に、長い歴史もうしなわずに把持し続けている。

街と人に、歴史が刻まれている感じがする。

明るくて、親切な人たちが多いバルセロナ。
能天気でいい人ばかり・・と思ってしまいそうだったけど、
どんなに若い人の中にも、長い歴史と深い知性が刻まれていた。
これを文化って言うんだろうと思った。

今日は、世界経済フォーラム(WEF)の本部で、会合。

レマン湖を見下ろす、高台にあり、
執務室からも、緑の芝生とレマン湖が見える。

ソフィアバンクのオフィスを決めるときも、
「景色は意識を規定する」と、
窓から見える景色をとても大切にしたけれど、

WEFのオフィスは、働く人のクリエイティビティを
高めるだろうな・・・と、しみじみ思った。

一夜明けて、ジュネーブの朝。

レマン湖の有名な噴水の横には、
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人口750万人程度の小さな国なのに、
町はきれいだし、ファシリティもきちんとしている。

飛行機で、客室乗務員の人から、
「ジュネーブは、国際都市なので、
一般的なスイスの都市とは違います。
ニューヨークが、一般的なアメリカの
都市と違うのと同じです」
と言われたのだけれど、
スイスの他の都市に行ったことが無いので、
その実感は、まだ掴めず・・。

ただ、アメリカに滞在しているときのような
緊張感がここには無い。

アメリカでも、特にニューヨークは、
どこかピリピリした精神状態になり、
サンフランシスコで、少し和らぐけれど、
それ以上に、ここは精神的にリラックスできる。

今回の仕事は、アメリカ出張のときよりも、
ずっと緊張感があるのに・・・不思議。

ジュネーブが、観光立国を掲げて
ホスピタリティを大切にしているからなのか、
それとも、スイスの人たちの作り出す空気なのか・・。

ところで、海外からの旅行客は、
日本に来たときは、どんな印象をもっているんだろうか。