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世界経済フォーラム・ラテンアメリカ二日目。

今日の最初のプログラムは、
世界経済フォーラムの創業者、
クラウス・シュワブ氏との朝食会議。

いつもヤンググローバルリーダー(YGL)の集りでは、
リーダーとしての心得や世界市民としての
経営者のあり方などをお話してくださり、
最後には、「君たちが未来を創るのだ」と締めくくられる。

まさにダボス会議という
世界を変える会議を作られた人だけあって、
エネルギッシュ。
でも同時に、
いつも暖かいまなざしのお父さんのような人です。

続いては、
「発展のための南米の戦略」についてのパネル。
南米が発展のために、
いかに中国との関係を築くかという議論や
国ごとに産業も経済も格差が大きく
全体としての発展の難しさが議論されました。

そして、
「ソブリンウエルスファンド(SWF)と南米の対応」
についてのパネル。
このセッションはとても面白くて、
各SWFの状況や、SWFからの投資を受けるために
必要なことは何かなどが話し合われました。
日本もSWFをつくるという議論されていますが、
既存のSWFが明確に持っているファンドの目的が
見えない限り、実現しないだろうし、
するべきではないとしみじみ思いました。

ランチセッションは、
インターネット時代の
メディアの役割と進化についての
パネルディスカッション。
この内容は、あまり面白くなく、
改めて思ったのは、日本のネット活用の方が
明らかに大きく先を行っているということ。
日本からもっと、
ネットを活かした社会環境づくりについて、
発信しなくてはいけないと意を強くしました。

午後の最初は、
「南米の資本市場について」。

日本が10年前くらいに議論していたような
話題も多かったでしたが、

しきりに話題になったのが、
大半を占める中小企業に対する
資本調達の場として
資本市場をどのように
整備されるかということで、
この部分は、もしかしたら、
日本は先を越されてしまうかもしれません・・。

次は、YGLのためだけに、
Felip Calderonメキシコ大統領が
セッションをご用意してくださいました。
20人だけで、大統領から直接話を聞き、
質疑応答をさせていただける貴重な機会でした。

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今53歳だという大統領は、
現在取り組む
「財政改革」「年金改革」「教育改革」について、
熱く語ってくださいました。

しかも、国民の金融リテラシーや食料問題など
どんな質問に対しても、
極めて具体的に詳細に正面から
答えてくださって、
会合終了後には、
みんな「ジーニアス」と絶賛でした。

それにしても、
5年にわたる好景気に支えられるなか、
昨年、大統領に就任し、改革を断行。
自信にあふれる大統領の存在は、
何ともうらやましい気持ちになりました。

厳しい改革を乗り切るリーダーとして
大切にしているのは、

「自分の行うことに信念を持つこと」

と、最後に仰っていたのが印象的でした。

大統領は、セキュリティ上
すぐに退出されましたが、
ファーストレディーはしばらく
我々との歓談におつきあいくださいました。
本当に気さくで素敵な方でした・・・。
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今日最後のセッションは、
「南米経済の今後」について。

南米の経済を議論では、
いつも中国の話題になる。
いかにして中国と関係を高めるかとか、
投資をしてもらうかとか・・
今はまさに中国の時代なのだと痛感しました。

そして、夜は、大統領主催の晩餐会。
大規模な施設で、
メキシコの民族音楽や
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有名テノール歌手による舞台がありました。
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ホテルに戻ったのは、午前1時半。

朝7時からのスタートで、
今日はとても疲れたけど、充実した一日でした。