毎週火曜日に公開のインターネット・ラジオ『藤沢久美の社長Talk』。
今週のゲストは、
阿波製紙株式会社
代表取締役社長 三木 康弘さん
です。
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2016年1月19日公開
阿波製紙株式会社
代表取締役社長 三木 康弘さん
「紙」の技術を継承しながら、特殊紙・機能材料を製造。
創業100年、様々な苦境を支えた経営理念と事業承継。
次なる100年を担う三木さんに、過去と未来を聞いた。
【主な内容】
1)創業100年。始まりは機械漉きの製紙
2)転機は、自動車エンジン用の紙?
3)多様な用途と多様な原料で、多様な機能紙へ
4)「徳島を創生する」その想いから生まれた創業の精神
5)銀行員時代に痛感した「道徳経済合一」の大切さ
6)100年続く老舗の社長へ、タイで「創業」の追体験
7)ぶれずに経営理念を実践、危機的状況も社員と共に
8)原点の「紙」を大切に、もっと「紙らしくない」会社へ
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│□対談のダイジェストは、こちらからお聴きください
│⇒ http://www.shachotlk.jp/talk/20160119
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│□対談の全編は、FeBeで配信中です
│⇒ http://www.febe.jp/product/233241
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━┫Talk Impression 対談を終えて┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━
阿波和紙の伝統を継承し、「紙」の可能性を追求しながら特殊紙・機能材料の製造及び販売を行う阿波製紙株式会社は、藍商人を中心とした徳島の経済人の支援を受け、1916年2月、徳島県内初の機械すき和紙メーカーとして設立しました。銀行員として働いていた三木さんが、1992年10月、29歳という若さで、社長に就任しました。
今年、創業100周年を迎え、次の100年、どのように進化させていくか、永続するための土台をつくる、そんな役割を、担われている三木さん。この20世紀から21世紀、グローバル化やIT革命、経済危機など、様々なことがある中、製造業そのもの、紙そのもの、ビジネスの仕方そのものも、進化していかなければならない、色々なことが新たに変わるタイミングであり、ご苦労が絶えなかったそうです。
「100年前、先代、先々代は、一体何をしていたのか。戦争もあり、資産の没収など、様々な苦境の中で、どのようにそれを乗り切り、事業を拡大してきたか。そのような社歴を振り返ると、大変な状況でも、まだ自分にはやらなければならないことがたくさんある。」と仰っています。
100年の歴史ある企業がどの様に進化してこられたのか。そして、その担い手として、三木さんがどの様なことを考え、社長業をやっていらっしゃるのか。社長として自信を持ち歩んでこられるまでに、どの様な経験をなさったのか、など、色々なことを伺いました。日本が誇るべき長寿企業の魅力を、ぜひ皆さんに感じていただければと思います。